ゆずつけ麺あつもり大盛

三ツ矢堂製麺。同一料金の大盛をお願いする。麺の茹で具合はとくに聞かれないので普通だと思う。店内はかなり広いが空いている。その割に店員はたくさん居て、おしゃべりが楽しそうで、キビキビした印象は全くなく、「客少ないと楽勝じゃん」と聞こえてきそうな感じ。みんなコックのようにキメているが、皆一様に靴が汚い。出てきたのは中盛で、慌てて麺だけが引っ込み、時間をくれと言うので普通に快諾して待つと、今度はつけだれが引っ込む。ややあってまた中盛が出てきて、あとから足りない分の麺を出すことになる。
気を取り直して、麺をすする、やや甘口のつけだれの出汁は何だろう、想像しづらいが和風な感じはあまりしない、ナルト半分、太いメンマが2本、厚切りの豚を細く切ったものが数本入っている。ゆずは香っているとゆうより、ゆずの味がする。後半はゆずの皮の苦味が食べるたびに鼻についてしまう。ゆずの使い方は麺屋武蔵の方が上手だね。麺は太麺でつるつるして、もちもちしているようだが、水でしめられたこしというよりは、かために茹でて芯を残している感じがした。最後にスープ割をお願いすると、こちらの言葉が終わる前に「空いたお皿お下げします」ときて、スープ割は後ろの店員が持ってきた。スープ割をしてもヤッパリ不思議な出汁だ、不味い訳ではないがパンチが有るわけでもない。ゆずが強いから出汁の味が曖昧になってるようです。