優先席は本当にイイ事だったのか

優先席、そして鉄道の内外で流れる席を譲るように促す放送も含めて、新しい事では無くなってきた。調べたところ、1970年代の始めころ、当時はシルバーシートとゆう名前の座席が設けられたのが始まりで、子供のころから優先席が存在していた大人、若いころ優先席ができた老人、両者ともに十分に存在する時代になったと思う。

表題の問いに自分は答えることはできないが、優先席ができる前よりも「おたがいさま」の感覚が強まったのではないかと最近思う。そう考えると、他人や他人の子供を叱ったりすることが減ってきたのも、「事なかれ主義」なんて事じゃ無く、譲り譲られる世代の双方がお互いに相手に寛容にできるようになったんではないかと考えられる。

もし、これが正しければ、携帯電話の利用やベッドフォンで音楽を聴くことについても同じような効果があるかもしれない。

実はこの考え方が正しいと考えたくないのが酔っぱらいに関してである。少なくとも自分は酔っぱらいに関して「おたがいさま」と思うことは断じてできないのである。ここで言う「酔っぱらい」とは酒飲んで電車に乗っている人全部をさすわけじゃなくて、明らかに迷惑な人たちの事です。